2005年3月
今月はタテゴトアザラシの親子です。親子でこれほど姿形の違う動物も珍しいかもしれません。見慣れるとお母さんも動きに愛嬌があるのですが・・・今年は氷がマドレーヌ島へ近いということもあり、例年では飛ばないような天候でもヘリコプターでアザラシを見に行くことが出来ました。この日も氷の上では強い風が吹きと弱い雪が降っていました。子供の毛には昨晩でしょうか、降った雪が毛についていました。母親は時々自分の子供の存在を確かめるかのように顔を出していました。なぜ、母親だと分かるかというと、タテゴトアザラシの父親は子育ては何もしないそうです。そういえば、ホッキョクグマも子育ては母親だけです。「寒いところにいる哺乳類」の父親は家族に冷たいのか?そのうち調べて見ようかと思う今日この頃です。どなたか、ご存知の方がいらしたら教えて下さい。
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